自己紹介
はじめまして、こんにちは。
ADHDタイプの頭脳で子育て、仕事、家事に日々奮闘する兼業主婦のとみきちです。
実は息子の発達検査を受けることがきっかけで、自分もADHD傾向があることに気づいたうっかり主婦。
2019年から、大好きな手帳のこと、子育てのこと、資格取得のことをつづったブログも細々と運営しています。
わたしは、40代の夫と小学校低学年の息子と3人で暮らしています。
(厳密には夫の父親とも一緒に住んでいますが、生活は別にしています)
自己診断でADHDだと確信したわけですが、
医療機関で診断されているわけでもないし、たぶん日常生活に大きな障害もないので、このブログ内では
わたしのうっかりは個性ということにしておき、ADHDタイプという表現に統一します。
ブログではADHDタイプの働く主婦として、普段のうっかりで困ったことや工夫していること、(ADHDタイプの母親がADHDタイプの息子を育てるという…)子育てのことを発信していきたいと思っています。
ADHDは発達障害のひとつ
ADHDは、発達障害のひとつです。
注意欠陥多動性障害といい、以下の3つが特徴です。
- 一つのことに集中できない不注意
- じっとしていられない多動性
- 我慢できない衝動性
ADHDのなかでもその症状により、3つのタイプに分けられます。
- うっかりが多い不注意優勢型
- 衝動性が強い多動・衝動優位型
- ふたつの症状を持つ混合型
わたしも、息子が発達検査を受けてたことをきっかけに、大人の発達障害についても知ることになって
わたしもADHDだ!
と、きづいたのでした。
わたしが自己診断に至ったポイントについては、また別の記事で発信していきたいと思います。
ADHDタイプの人が欲しているのは「治療方法」でなく「生きていく方法」
ADHDで投薬治療を受けている、病院に行ったけど診断まではもらえなかった、など発達障害のことを発信しているブログはたくさんあります。でも、わたしが求めていたものは治療方法ではありませんでした。
自分が発達障害だということは調べていたらなんとなくわかります。でも、その次はどうすればいい?
風邪なら薬を飲んで2~3日寝たら、だいたい治ります。
でも、発達障害ってどうすればいいの? 薬はあるのかとか、そういうんじゃなくて。
わたしが知りたかったのは、これからどうやって生きていけばいいのかです。
必要なのは「社会で生きていくため」の「情報」
発達障害は人によって困りごとに大きな差があります。
わたしも、うっかりがすぎることはありますが、何とか一般企業で働いているし夫や息子の面倒も見ています。症状の重症度から見ればグレーゾーンに分類されるでしょう。
困りごとも少ないので、今のところ自力で克服したいというのが正直なところ。
そんなグレーゾーンADHDタイプのわたしが求めているのはこれからどうやって生きていけばいいのかという情報です。
どうしたらラクに生活できるかといったちょっとした工夫、文明の利器・スマホのADHDタイプのための活用術! とかそういうやつです。
G-shockのアラーム機能は便利とか、アップルウォッチとか便利そうだけどADHD的にはどうなの? というようなことが知りたい!
そもそも、発達障害は治療したら治るとかそういう病気の類ではないそうです。
発達の凸凹とか脳のクセとかいろいろな表現方法がありますが、
わたしは「体質」だと思います。
風邪をひきやすい体質であれば、冷えないように気を付ける、乾燥する季節はマスクをつけて出かけるなど、対策をするでしょう。
発達障害も同じで、自分が忘れっぽいと思えば、忘れないように前の日に準備する、チェックリストを活用する、周りの人にも協力を依頼するなどの対策をすることが可能です。
普通の人がしないようなことが起きてしまうのがADHDタイプ。
だからラクに普通に生きていくためのライフハックがわたしには必要な情報なのです。
わたしが一番求めているのは、共感してくれる人
わたしが発達障害をネットで調べている時に求めていたのは、「わたしも同じだよ」と共感してくれる仲間です。
ADHDタイプの悩みがある人のブログをまいにち夜中まで見ていた理由は、
わたしだけじゃないんだ、と安心したかったのです。
わたしが共感したADHDタイプの特徴です。
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ADHDの人は脳が疲れやすい
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やる気がでにくい
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やりたくないことを先延ばしにしやすい
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興味が他に移りやすくてひとつのことが完了できない
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体だけでなく、頭の中も多動(頭の中がごちゃごちゃしている)
「なんでわたしはいつもそうなのかな?」
「すごくアクティブで元気な人との違いってなんだろ?」
というような、わたしが普段から疑問に思っていた謎が一気に解けました。ああ、わたしの脳の体質のせいだったのね。
わたしの頭の中を表現する言葉が見つかった
ADHD当事者の方が「体が動いてなくても、頭の中が落ち着かないのは多動だ」と言われたというエピソードがブログに書かれていました。
わたしははっとしました。
「頭の中の多動」なんてまさに
わたしの頭の中の状態そのもの!!
これってそういうことか、普通じゃないんだ。と、妙に納得してしまいました。
今までは自分で自分が理解できない部分があってモヤッとすることが多かったけど、ADHDという一言ですべてが解決できた気がします。休んでいても頭の中で思考が動き回っているので、妙に疲れてしまうのです。
これはADHD当事者同士でないとわからない共感です。わたしだけじゃないと思うだけで、不安も減って前向きな気持ちになれた気がします。
この記事の最後に
長くなってしまいましたが、ADHDタイプの人は定型発達の人に比べてちょっと困ったことが多く発生する傾向にあります。
でも、ADHDだから劣っていると思うのは間違いです。
発達障害があっても活躍している人は世の中にたくさんいます。むしろその人たちは、発達障害だから活躍しているのです。
発達障害は不得意なことが目立ちやすい一方、興味のあることにはとことん情熱を注げるなど、
いいところもたくさんあります。
これからこのブログでは、ADHDタイプの主婦からみたADHDの世界を発信していきたいと思います。
読んでくれた誰かのヒントに少しでもなれるように、がんばります!!
